HID装着を考える 【ジャイロ Phase-25】 [バイク・ジャイロ・DT50]
夏になり、日照時間が長くなってるので必要性はどんどん下がるんですが
基本的に原付のヘッドライトと言うのは明るくはありません。
ジャイロキャノピーの場合は2灯式ですが、1個当たり18wなのが純正です。
18wでさらに着色系ハロゲン(まぁいわゆるHIDライク)にするとさらに暗くなります
青白いんですけど、夜道ではノーマルタイプより暗く見える。
で、現在は25wのやや着色のホワイトハロゲンを使用しているわけですが、でも暗いことに
変わりはありません。とくに街路灯がない区間は凹凸が良く見えなかったりして
危なっかしいです。
で、
前々からHID(高圧水銀放電灯)を考えているわけですが。電源をどこから取るか悩むわけです。
車のヘッドライト(55w~65w)に比べればHIDは35W(実際はバラスト損失等で45w前後?)
と省エネですが、原付のヘッドライトのW数と比較すると結構大きいわけで、色々思案させられます・・。
ジャイロキャノピーの場合、大きく分けて3箇所が考えられます。
1つめは既存のヘッドライト電源線からとると言う手法。
ただしジャイロはACジェネレーターからレギュレートレクチファイヤと車体アースを通った
AC電源(半波整流に近い?)で点灯していますんで、アイドリング時は極端に電圧が
下がります。直付けでは停車時、消灯してしまいます。
下記回路図でいう紫が+(AC)で、青が車体アースの配線です。
2つ目はバッテリーから供給する方法
まぁ自動車などと同じ形態で、電圧は安定しますが6AhのバッテリーでHIDを
点灯させ続けるのは無茶なのでバッテリー換装が必要ですし、そもそも充電が
間に合いません。
で、3つ目は回路図で赤く示したグリップヒーター用配線から引き出す方法。
ジャイロはグリップヒーター用のジェネレーター巻き線が完全独立しており
AC電源を供給できます。んが、発電コイルからの直供給のため、電圧が
MAX30V前後まであがると言われています(レギュレーターを通していないんで)
そのままつないだらバラスト(放電灯用安定器)が一瞬でお釈迦です。
なので12Vに安定化させるためにHID用バッテリーとブリッジダイオードなどによる整流
さらには過電圧防止の回路を間に挟まないといけません。
って訳で、構想は前々からあり、パーツも少しづつ集めてはいるものの、なかなか
本体に搭載できる日が来ないわけです(汗)
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