ようやく観た、実写版デスノート(後編) [┣ DEATH NOTE]
先月頭に公開だったのに、なんだかんだで一ヶ月以上遅れでようやく見ました
前編がなんとも微妙な感想だったんで、後編はどうかしら~~と思ってたんですが
ラスト30分切った辺りで「コレはコレで良いかも」と思えたりもしました。
「予想外の結末」という煽りでしたが、それなりに原作と同じですし、結果を見ればね。
以後、ネタバレ入ります(笑)
黒ライト→白ライトとなり、コンビで第3のキラを追い詰める。これはヨツバ編なんですが
ソレをマジメに消化すると前後編どころの話ではなくなってしまうので大分簡略化。
あと、少しだけ期待してた「手錠で拘束」は
実写では無理だったようです(笑)
高田清美はなんといいますか、アチコチで書かれてる話ですけど火口と魅上を
合成した状態ですよね。私利私欲な面と、キラ信仰者であると言う面と。
結末は火口の末路でしたが・・・・。
ただ、あのシーンの「計画通り」はもっと極悪度が高ければなぁ・・・とか思ったり。
まぁ実写だからあそこまでコントラストを付けることは出来ないんでしょうけどね。
意外と月(ライト)は表情豊かですからww
腕時計の小細工はちょっとドキドキしました、原作どおりならパソコンで被害者を照合しながら
書いて「一生のうちで一番長い40秒だ」と緊張感が走ったんですけど
後ろ向いただけかい
で、映像的にどう見ても「何かしてるよね」な画だったんで、Lにバレないかと、そういう点で
ドキドキしました(笑)
後編の予告編でLが死ぬ(椅子から転げ落ちる)シーンがあったわけで
ソレを考えると
1部完
で終わるのかと思いきや、そこでミラクルのドラゴンボールデスイレーザーが(えー
ご丁寧に「が・・・・ま・・・・」まで再現してたんで、しっかり死んでいるものとばっかり(苦笑)
確かにレムが砂となる際に「残り少ない~」という台詞に引っ掛かりを覚えたんですが・・・・
まぁ、Lが半ば自殺の選択肢を取るとは思いませんからねぇ・・・
そしてリュークにライトが殺されるのは原作どおり。
今回の実写版では前後編の為、監視カメラの時の「しまいにはノートに名前を書き込むぞ」と
いうリュークの脅し(?)がそのまま終盤に現実化して、なんともいえない皮肉に・・・。
原作では殺されるにまで相当年月がたってますからねぇ。
原作と大きく違ったのは、スタンスとしては一応第1部初頭で「キラは家族をも殺す事になる」
とか言いつつ、結局自身の家族殺しを「直接的には」行わなかったこと。
これはガモウ大場つぐみ氏も13巻だったかのインタビューで答えてますしね
親殺しはさせない
まぁとは言え、メロのアジトに強行突入し、負傷して死ぬ間際にライトの頭の中は
メロの実名を聞き出す事の方がウェイトを占めていたんですけど(苦笑)
実写版では堂々と総一郎の名前を書いてしまいました。ここからの展開は総一郎が死んでいない
点以外は結果だけ見れば原作どおりですが、至る過程はまったく異なる。
Lが再登場した時は、正直今ままでのLは影武者だったか?と混乱しました(笑)
原作版、高田殺害の時のミス(ニアに指摘された)がこのような形で展開されるとは・・・。
原作だけでは「殺されるのは怖いから・・etc」など台詞や行動から一番選択肢に入りづらい
自殺
ですもんねぇ。このトリックを成立させるのは・・・先にL=ローライト自身が23日後に死去する
と書いてしまうとは。
結果として2名とも死んでしまうと言うのは原作どおり。
原作者の「月は最後に死んで作品は終わる」という点は正しく再現されました。
死ぬ時間軸は逆転しましたが・・・・・。
デスノは法で裁けない悪はどうするんだ・・・という点が反響を呼んでいる要素一つと思いますが
その辺については、結論が出そうで出ない話です・・・。
原作108話相当の部分がエンディング間近にあるわけですが、サユは元気だしミサも自殺する
状況になってないし・・・その辺は原作よりハッピーエンドなんでしょうか。
ただ、最後の最後でリュークが再度出てくる必要性はわかりません。
まぁまたノートを落としたなら別なんですが、この後編の後日談を作らないんだったら蛇足な
気がするんですよねぇ・・・・・。
さて、実写版はライトよりLの再現どの方にどうしても注目が寄ってしまいました(笑)
原作でも、スピンアウトとして小説版のBB事件が出たわけですが、実写版でも
同じくスピンアウトが製作されるそうで、エンドロールの後にも告知が・・・
世界的に有名な天才探偵でありながら、奇妙な風貌というアンバランスなLのキャラクターが
思わぬ大人気となり、難役に挑んだ松山も一気にブレークした。
スピンオフ作品は、現在のところ、Lが主役ということ以外はすべて白紙の状態。
タイトルも未定。「デスノート」以前のエピソードが中心になるとみられるが、月との絡みの
有無などはすべて謎のままだ。
松山は「前編、後編で自分なりにLという役をやり切ったと思っていたのですが、撮影から
3カ月たち、まだ何かやれたのでは? という思いが沸いてきました」と再チャレンジへの
意欲を見せている。
来年のクランクインに向けて「次は主人公ということもあって、周りがプレッシャーをかけて
くると思うので、それを思うと重圧を感じてしまいそうです」と気を引き締めている。
空前のデスノートブームが、公開中の映画の続編発表という異例の展開につながった。
松山=Lがさらなる旋風を巻き起こすのか、大注目だ。
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