「巨人の星」をつける必要性がある？新約・花形

今週の合併号から掲載された新約巨人の星　花形。

普通の新連載作品と違って、各マスコミメディアで異様に取り上げられてました。

まぁ絵柄は見ての通りの「現代風」で全然「巨人の星」には見えないんですが・・・

花形が主役の新「巨人の星」、少年マガジンで連載開始

　１９６６～７１年に「週刊少年マガジン」（講談社）に連載され、スポ根ブームを巻き起こした
「巨人の星」が、３５年ぶりに新作漫画として“復活”した。

　星飛雄馬（ひゅうま）のライバルだった花形（はながた）満を主役にし、舞台設定も現代に
移すなど、往年の名作が大胆にリメークされている。

　タイトルは、「新約『巨人の星』　花形」（村上よしゆき画）で、きょう発売の同誌８月９日号から
連載開始。梶原一騎原作、川崎のぼる画によるオリジナル版は、少年期から
父・一徹（いってつ）のスパルタ教育を受けた飛雄馬が、ライバルとの激闘を繰り返しながら
巨人軍のエースになる物語だが、今回、花形を主役にした理由について、同誌では
「今の中高生には、貧しさからはい上がる飛雄馬より、恵まれた環境にある花形のほうが
リアリティーがある」と話している。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（読売新聞）

 

漫画で喝！「巨人の星」主役は花形

　主役は阪神タイガースの花形満だ-。昭和４０年代、少年少女を熱狂させた
「巨人の星（原作＝梶原一騎・川崎のぼる）」が、４０年の時を越えてよみがえる。リメイク版の
タイトルは「新約『巨人の星』花形」。原作の主人公だった星飛雄馬の永遠のライバル・花形を
中心にした新解釈で、熱き男たちが描かれる。阪神ファン必読の新連載は、９日発売の
「週刊少年マガジン」でスタートする。
　阪神が宿敵・巨人と優勝を争っていた時代。“伝統の一戦”がまばゆいばかりの輝きを
放っていたころ。お茶の間のテレビには、毎晩のようにプロ野球中継が映し出されていた
。少年たちはサッカーではなく、野球に熱中した。そんな時代に、不朽の名作『巨人の星』は
生まれた。
　主人公は“巨人の星”になるべく父・一徹にスパルタで鍛え抜かれた星飛雄馬。
大リーグ養成ギプスを身につけ、筋骨隆々となった飛雄馬の体は、当時の野球少年たちに
夢を抱かせるに十分な説得力があった。
　金銭的に恵まれない環境で、血のにじむような努力を重ねて巨人へ入団。そのとき、
目の前に立ちはだかったのが、プロ入り前からのライバル・花形だった。荒々しい猛虎軍団の
中にあって、花形モーターズの御曹司は異彩を放っていた。
　花形は飛雄馬の大リーグボール攻略のため、鉄球を鉄バットで打ち返す特訓を繰り返す。
結果、予告ホームランを放ったものの、その代償として体を壊した。華麗さの中にどこか
悲哀を感じさせた天才打者。そんな男が新連載での主役だ。
　なぜ花形なのか。出版元の講談社は「星飛雄馬同様にだれよりも巨人に対し熱い思いを
抱いていた男。巨人低迷の時代にあえて起用した」と説明する。登場人物はほとんどが
原作と同じだが、新約独自のキャラクターも登場する予定。中高生だけでなく、かつての
“マガジン世代”である４０代以上にも読んでもらいたいという。
　今や常勝軍団となった実際の阪神タイガース。毎年のように優勝争いを繰り広げるチームは、
低迷に苦しむ巨人とはあまりにも対照的。そんな時代だからこそ、漫画の世界でも阪神・花形が
主役となって巨人にカツを入れる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（デイリースポーツ）

 

とまぁ、連載前からマスコミでも取り上げられて「超期待の大型連載開始」
なんて雰囲気の煽られようなんですが

韓流ブームと同じく、むりやりマスコミ主導でブームを作るとすぐ終わる

という事が往々にしてあるので、期待半分で合併号を読んでみたわけなんですけど
冒頭の電車は、阪神9000系なんでしょうなぁ・・・多分、ただあんな地下駅は阪神路線に
なかったような気がしなくもないが・・・（島式ホームが描かれていたので）一体ココはどこ（笑）

まぁそういう感じで読み進めてみたものの、現時点では

これ「巨人の星」である必要があるのか？・・とか思ってしまう（苦笑）

作画とシナリオライターが分かれているわけではないようだけど、新人には荷が重過ぎるので
まぁ誰かストーリエディターが別にいるんでしょうね。

まさか新人にすべて押し付けていると言う事はないと思うが・・・無いと思いたい

少なくてもあれだけマスコミに取り上げられた以上、すぐに打ち切りなんてことには
ならないんでしょうけどね・・ただ、なんというか絵柄は同じマガジン掲載の「あひるの空」に
似ているよう無きもし無くは無い（からむヤンキーとか）アシが独立したとかそういうパターン
でしょうかね・・・で、代わりにあひるの空自身は休載になってると・・・

 

後、ある意味スルーしてたけど先週からの新連載であるフェアリーティル

まんまワン○ースだな

能力者が魔法使いになっただけのような気がするww

マガジンはどこへ行くんでしょうか（笑）

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巨人の星 4 HGT版 (4)

• 作者: 梶原 一騎
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2003/08/22
• メディア: コミック

RAVE THE LAST GUIDEBOOK

• 作者: 真島 ヒロ
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2005/09/16
• メディア: コミック

 

コメント 3

マガジンはよく読んでいますけど、タイトル見ずに読んでいたので「は？コレが巨人の星！？なんでやねん？」と己が目を疑ってしまいましたわ；；；
ちゅか、巨人ファンからクレームとか来ないのかな～(；・∀・)
フェアリーテイルはこの後「旅に出る」という展開になったら確かにワン○ースですねぇｗｗｗ
by takky-factry (2006-08-12 10:29) 

新約巨人の星に書かれていた駅のホームは、みなとみらい線の横浜駅です。
黒沢（金髪三つ編み）が、「病院・・・？どっか悪いのか少年？」と言うコマで、
「よこはま」という駅文字と「元町・中華街」という行き先案内があります。
by Sax (2006-08-15 02:54) 

■たっきぃ　さん
巨人ファンも半ば諦めてるんじゃないんでしょうか・・・・
ただ「ダメ虎」を支えた？阪神ファンと違って特定地域で支える
モノではなく漠然と「全国区」なファンが支えているような感じが
ありますんで、実力が下がって人気が陰るとクレームも案外
発生しないのかもしれません・・・・阪神側のキャラを出しても（苦笑）

フェアリーテイル・・・とりあえず雪山に旅にでましたww

■Saxさん
そうですか、みなとみらい線なんですね、アレ。
時間軸だけさかのぼって地名表記らしきものがセリフ（説明)には
特に無かったんで、阪神に絡めた場所かいな？と思ってました（笑）
by 厚樹 (2006-08-20 00:42)