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実写版デスノートは公開早々見るべきかどうか・・・・ [漫画全般]

観る前に嫌な予感的中ってやつか・・・・


『DEATH NOTE デスノート 前編』25点(100点満点中)
 
監督が、原作の魅力をイマイチ理解していない?!

大場つぐみ&小畑健による原作漫画『DEATH NOTE』は、週刊少年ジャンプの連載もの
としてはかなり異色の内容だったが、その完成度の高さにより、多大な人気を博した作品だ。
私自身にとっても、ここ数年読んだ漫画作品のなかで、ナンバーワンに挙げたいほどの
大傑作である。その実写映画化である本作は、前後編が撮影され、立て続けに公開
(後編は10月)されるという、異例の事態となった。製作費も20億円と堂々たるもので、
ファンの間ではいやがうえにも期待が高まっていた

映画化にあたって冒頭のストーリーは変更されているが、これも問題はあるまい。むしろ、出だしの9分半の緊迫感はなかなかのもので、短い時間にこの世界のルールの多くを上手に説明しており、感心した。オールCGによる死神リュークの見た目も違和感がなく、これはかなりイケるぞと、大いに期待は高まった。

(中略)

しかし、この映画の美点はそこまでだった。映画版『DEATH NOTE デスノート 前編』は、
徐々にほころびを見せ始め、終わってみれば結局、ダメ映画の仲間入り、である。
なぜダメなのか。その一番の原因として、キャラクターをまるで描けていない点があげられる。
この監督(金子修介)は、『デスノート』の魅力を十分理解できぬまま、実写化を行った
可能性すらあるのではいかと感じさせる。
じつは私はこれを観る前、予告編やポスターを見た段階では、藤原竜也のライトも、
松山ケンイチのLも、瀬戸朝香の南空ナオミや藤村俊二のワタリ、鹿賀丈史の夜神総一郎に
いたるまで、みな原作のイメージに忠実だなと感心していた。
だが、それはあくまで見た目だけだった。映画を見る限り、肝心の登場人物の中身について、
監督は大きく誤解しているような気がしてならない。

(中略)

なぜこんなことになってしまったかというと、監督が主人公の内面、心理を一切描いていない
からである。たとえば原作は、台詞の多くが主人公たちの独白であり、嫌というほど
彼らの内面、心理状態を読者に伝えているのだが、そのおかげで、表面上は意味不明な
彼らの行為が、読者にだけは説得力を伴った凄みある戦いとして、バッチリ伝わるのだ。
ところが、それを映画ではまったくやらないので、彼らが何を考えてあんな事をしているのかが、
観客に伝わらない。つまり、理由を描かず、結果(=彼らの行動)だけを描写するからダメなのだ。
行動だけ見れば、Lにしろライトにしろ、やっていることは非現実的でバカバカしいものなのだ。 これでは、何も知らない観客には、子供同士でなに遊んでるの、ってな具合にしか思えまい。

(以下略) 超映画批評 より

 

つまり簡単に言うと原作を知ってる者でも心理描写のシーンが端折られているので
あんまり楽しめず、まして原作を知らない人間は意味不明で超世界の突飛な話で
終わってしまう・・・・ような構成らしい。

いくら海外からオファーがとか言っても、数分のダイジェスト版で・・・の話だったはずだから
本編までダイジェスト版だとは思うまいww

 

 

たしかに静止画やストーリー自身に触れないダイジェスト(トレーラー)を観た時点では
これは数々の漫画実写化失敗作の仲間入りをしなくて済むかもと楽観視してたんだけど

 

デスノートの持ち味のひとつ内面描写が殆どないというのは、ちと辛いかなぁ、
元々原作自身かなり台詞数を増やしてハイピッチで進んでた(L編)んでそのまま
映画に落とし込むと4部作以上になっちゃうんだろうけどね・・・・・・

 

と言う事で公開早々見に行くべきか悩んでますwww


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