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そして終わる物語 【DEATH NOTE】 [漫画全般]

という事で最終回を迎えました。デスノート。

もう先行バレをオブラートに包みながら書き連ねる事もないわけです

・・・・・実際のところは実写映画とかアニメとかあるわけだけどww

 

 

堕落した世を暇をもてあまし退屈しのぎを探していた夜神月

 

デスノートと出会い、壮大な暇つぶしとして実行に移された新世界の構築

 

新世界の神宣言。

思えばこの頃はまだ純真な感じでしたよね。

よもや、同じ台詞を

という顔つきで言われるとは連載当初思いませんでしたが(笑)

顔つきがここまで変わるほど精神的に捩れ堕ちていった夜神月。

しかし、その根本の思想に共感するものは多かった。

月が無様に死に絶えたとき

ニアもまたデスノートに手を出した、そして月達は葬られたんだ・・・・

そういう発想もまた月の思想に共感するからか

月が正しかったのか

ニアが正しかったのか

月が推し進めた「悪」のない世界、「堕落の無い」無菌室的な世界

ニアがもたらした「堕落」の世界、しかし逞しく生きてゆける世界。

 

世の中は再びデスノートがもたらせる前に戻った。

でも人々の心には新世界の神、キラ・・・夜神月が刻まれている

月の正体を知るものも

 

 

キラという象徴を崇める者も

 

 

終わったようで終わっていないデスノート。

デスノート自身はこの世から焼失したが思想は残る・・・とまぁそんな感じだったんでしょうか。

 

 

ついでに

ニアがメロと融合してなんちゃって「竜崎(L)」になったりしてますww

 

ヒカルの碁もそうですけど、続いていけそうで続かない最終回。

まぁもともとヨツバ編辺りからすこし「引き伸ばし」感はあったんですが、でも他の超長期連載
と比べれば2年半という短い期間でありながら5年程度連載していたような、そんな濃密で
展開がドキドキする様な作品でした。

この手の作品には当分は再見する事はないんでしょうねぇ・・・・・。


DEATH NOTE 11 (11)

DEATH NOTE 11 (11)

  • 作者: 大場 つぐみ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/05/02
  • メディア: コミック
 
DEATH NOTE 10 (10)

DEATH NOTE 10 (10)

  • 作者: 大場 つぐみ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: コミック
 
Death note (9)

Death note (9)

  • 作者: 大場 つぐみ, 小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/12/02
  • メディア: コミック
 
 
DEATH NOTE (8)

DEATH NOTE (8)

  • 作者: 大場 つぐみ, 小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/09/02
  • メディア: コミック


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SZM

最終話は真っ白に燃え尽きた後の感が…
アニメとか実写映画とかはメインが終ったの後夜祭みたいなモノでしょうか^^;
他の人に描かれるデスノートってのはどんなモンでしょうね
by SZM (2006-05-16 10:19) 

厚樹

■SZMさん
デスノについては最終巻?が出る頃までにまとめの記事みたいなのが
創れればいいなぁ、とか思ったりするわけですが、まぁその手の記事は
各方面で書かれつつありますんで、どうしようなかな、とかw

さて、実質的な最終話は107話かと思います。
絶大な力を持った新世界の神は最後に神らしくない死に様を晒す。
1話の頃の「新世界の神になって」の頃に比べると理念?が後退
「われこそは神」に摩り替わって、いわゆる「独裁者的堕落」を
してしまった。そして退場となった。

理念ある人物とて絶対的力を持てば堕落し、自滅する。

とまぁ、話を端折るとそういう事なんですかねぇ。
108話。ニア達はまぁ自らの知性、財力、権力で生きていけますが
キラが消滅してしまって、再び虐げられる側に回ってしまった人々は
キラを崇め続けようとする。

これも端的に言えば、占いを信じるか信じないか。宗教に溺れるか
溺れないか・・・・みたいなもんでしょうか。信じてしまう人々にとって
「神」になったのには違いないかな、と。

闇を照らす「月夜」のなかであがめられる「神」ゆえに「夜神月」

原作はそういうことで幕を下ろしましたが、とりあえずは劇場版
そして秋か冬に放映されるであろうアニメ版、さてどうなるんでしょうねぇ
楽しみでも有り、怖くもありますwww
by 厚樹 (2006-05-20 22:29) 

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